2024年春彼岸はいつから？

記事作成日：2024-03-03

春眠暁を覚えずと言いますが、言葉通りの心地よい季節になってまいりました。

そして、春の彼岸が近づいてます。

2024年は、3/17(日）彼岸入り～3/23（土）彼岸明け

3/20の春分の日を中日とし、前後7日間となります。

日本では、お墓参りの文化があり、高齢化などに伴いお墓参りに行けなくなった方に代わりに、お墓参りの代行サービスを行っている業者もあります。

ご先祖様の供養と、自分自身の修行を行う大切な役割をもつ彼岸について、簡単ではありますがご説明してみたいと思います。

彼岸の意味

「悟りの世界（お浄土の世界）へと辿り着く」という意味があります。

「此岸」…こちらの岸　煩悩に満ちた現世の世界

「彼岸」…向こう岸　悟りの境地であるあの世の世界

この間を流れる川のことを「三途の川」といいます。

お彼岸の時期は、この「此岸」と「彼岸」の距離が最も近くなるとされており、思いが通じやすくなる時とされてます。

このような思想から、「ご先祖様への供養を行いつつ、仏教修行をすることで自分自身を見つめ直す時期」という彼岸行事が生まれた。

彼岸入りには、ご先祖様への感謝の気持ちを伝えるため仏壇・墓石をきれいに掃除しましょう。

彼岸の準備として当日より事前に行うとよいでしょう。

仏具の掃除は、毛ばたきや雑巾などで埃を落としましょう。

彼岸はお浄土との距離が近くなるため、ご先祖様への想いが通じや　すいと言われてます。

お墓の掃除は、墓石だけでなく雑草の除去や植木の剪定なども行う　といいでしょう。

掃除が終わったら、お水をかけ清めます。

お花やお供えをし、線香を焚き、手を合わせましょう。

お彼岸のお供え物の定番は、季節の花・ぼた餅・おはぎ・彼岸団子　・季節の果物・故人様の好物・精進料理になります。

彼岸は家族が集まる機会でもあります。

普段、遠方でなかなかお墓参りに来ること出来ないなど、今後のお墓の管理について話し合う良い機会でもあります。

少子高齢化、核家族化など社会の変化に伴い、お墓じまいを検討される方も増えています。

お墓の管理をどうしていくか。

誰が継承していくか。

など、不安を抱えておられる方も少なくないのではないでしょうか。

弊社ではお墓の修理・リフォーム・防草施工等お墓のお困りことに対応しております。

お彼岸のお参りの際にお気づきのことがあればお気軽にご相談ください。

家族が集まる機会に、ご先祖様への想いを馳せると同時に、今後の供養のあり方について話し合ってみてはいかがでしょうか。

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